冬の悩みといえば、乾燥。
保湿をしていても肌荒れしたり、いつのまにか喉がイガイガしたり、身体の不調に悩まされる…。
冬になると、どうして乾燥がひどくなるのでしょうか。
なぜ乾燥する?
よく冬の乾燥は湿度が低いから、と聞きませんか?
湿度は、空気中に含むことができる最大の水分量(飽和水蒸気量)に対する実際の水分量の割合のこと。気温が下がると飽和水蒸気量も減るので、5℃と20℃の気温では同じ湿度でも大きく変わります。そこに部屋を暖めるためにエアコンを使うとさらに湿度が低くなります。それは温度が上がり飽和水蒸気量が増えても、空気中の水分量は変わらず湿度が下がるからです。
空気中の水分量に空きができれば、私たちの肌や髪に含まれる水分が奪われていくのです。
乾燥からくる、からだのトラブル
●肌
肌にとって最適な湿度は65~75%といわれ、湿度が50%以下になると肌の水分が急激に蒸発しやすくなります。また、寒さによって血行が滞ると肌の新陳代謝が乱れて皮膚のバリア機能が下がり、あかぎれやかゆみをともなう湿疹など肌トラブルが発生しやすくなります。
●のど
喉のイガイガや痛み、咳で辛くなりますよね。のどの粘液や粘膜が乾燥すると、外から侵入してきた病原菌からの侵入を防ぐ機能が弱くなり、炎症が起きやすくなってしまいます。
おすすめ乾燥対策〈部屋の中〉
おすすめ乾燥対策〈からだ〉
まだまだ寒い日が続きます。少しでも快適に冬を過ごすために、自分にあった乾燥対策でうるおいある生活をおくりましょう。