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北欧のクリスマスってどんなクリスマス?

紅葉が終わりを迎え、街がイルミネーションで彩られるこの時期、もうすぐ子どもたちもお待ちかねのクリスマスがやってきます。
クリスマスと言えば、その国ならではの独自の習慣や過ごし方がたくさんありますが、今回は本場ヨーロッパの北欧のクリスマスを少しご紹介しようかと思います。

 北欧では「ユール」と呼ぶ? 

北欧では「クリスマス」のことを、古い昔から冬至の頃に行われた伝統的な祭り「ユール」として呼んでいるそうです。
「ユール」の名にちなんだ「ユール・ログ」や「ユール・ゴート」などといったものもあります。「ユール・ログ」はクリスマス前夜に炉で焚く大きな薪のこと、「ユール・ゴート」はもともと神様に仕えていたヤギで、今ではプレゼントを運ぶトナカイの代わりとも言われています。


 プレゼントを運んでくれる妖精  

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一般的にプレゼントを運んでくれるのはサンタクロースと言われていますが、北欧では小人の妖精が運んでくれると言われています。
ノルウェーやデンマークでは「ニッセ」、スウェーデンでは「トムテ」、フィンランドでは「トントゥ」と国によってその呼び名は様々です。どれも小人の妖精で、赤い帽子をかぶり、灰色のひげがはえています。見た目も呼び方も何だかかわいらしいですね。

 落ち着いた雰囲気のクリスマスツリー 

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カラフルで楽しい印象の欧米風のツリーと比べて、北欧風ツリーはシンプルで落ち着いた印象があります。飾りつけにはヒンメリ(わらに糸を通して作るフィンランドの伝統的な装飾品)やポマンダー(ムスクやアンバーグリスなどを球状にした魔除けのお守り)といった伝統的なデザインのものや、落ち着いた色合いのものが使われます。

簡単なご紹介にはなりましたが、北欧のクリスマスいかがでしたでしょうか。
まずはオーナメントなどの雑貨から北欧テイストを取り入れて、北欧のクリスマスを楽しんでみませんか。ドゥ・セーでも「ユール・ゴート」や「ニッセ」などをモチーフにしたオーナメントをご用意していますので、気になった方はぜひご覧ください。

最終更新日:2023.11.01